フォーム分析を使用すると、サイトのフォームのパフォーマンスを分析できます。たとえば、フォームを完了せずにユーザーがどれだけインタラクトしたかを確認したり、ユーザーが離脱する原因となるフォームのフィールドを正確に把握したりできます。この機能を活用して、フォームの最適化と離脱の削減により、コンバージョンを向上させましょう。
フォーム分析にアクセスする
フォーム分析機能にアクセスするには、ドロップダウンメニューを使用して「ゾーニング」モードから「フォーム分析」に切り替えます。
注: 「ゾーニング」モードで作成したゾーンは「フォーム分析」では非表示になりますが、削除されてはいません。「ゾーニング」モードに戻ると表示されます。
フォームに新しいゾーンを追加する
スナップショットの右側にある「編集タブ」に移動します。
1. 新しいゾーンを追加する
フォームに新しいゾーンを作成することから始めます。新しいゾーンは、右側のパネルにHTML要素の名前とともにリスト表示されます。
2. ゾーンの順序を変更する
各ゾーンは、作成した順序で表示されます。ドロップダウンメニューをクリックして異なる番号を選択することで、リスト内のゾーンの順序を変更できます。
ゾーンの名前が表示されたプレースホルダーをクリックして編集することもできます。
3. 提出ゾーンを特定する
2つ以上のゾーンを追加すると、編集モードに「提出ゾーン」が表示されます。作成したゾーンの中からドロップダウンメニューを使用して「提出ゾーン」を選択します。提出ゾーンが定義されていない限り、分析を開始することはできません。
最後に、訪問者が提出ボタンをクリックした後の成功したコンバージョンを示すページを選択します。マッピングからのページ、URL、または目標のいずれかを選択できます。
注: 計算は、訪問者が提出ゾーンをクリックしたかどうかに基づいています。
新しいセグメントを作成する
フォーム分析指標に基づいてセグメントを作成することもショートカットを使用して可能です。ゾーンレベルでショートカットを直接使用してセグメントを作成することも、フォームレポートからショートカットを使用してフォームレベルでセグメントを作成することもできます。
ゾーンで直接ショートカットを使用する
- ドロップダウンメニューから指標を選択します
- 興味のあるゾーンを右クリックします
- 開いたメニューで「新しいセグメントを作成」を選択します
- セグメントに名前を付けて「保存」をクリックします
フォームレポートからショートカットを使用する
- 「レポート」タブをクリックします
- 興味のある指標を見つけ、その右側にある「...」アイコンをクリックします
- 開いたメニューから「セグメントを作成」を選択します
- セグメントに名前を付けて「保存」をクリックします
作成後、すべてのContentsquare機能でそのセグメントを使用できます。
注: フォーム分析で作成されたセグメントには条件を追加できません。ただし、他のモジュールで作成されたセグメントの条件としてフォーム分析セグメントを使用することはできます。
レポートを理解する
ゾーンを作成し、提出ボタンを特定することでフォーム分析を正常に編集すると、グローバルレポートを見ることができます。
グローバルレポートにはコンバージョン、離脱、空白、再入力の4つのレポートが含まれています。これらはフォームレベルで収集されたデータに対応しています。以下の例では、68.5%のユーザーがフォームを正常に提出したことがわかります。しかし、フォームを提出したすべてのユーザーが少なくとも1つのフィールドを空白のままにしたこともわかります。
コンバージョンレポート
レポートの最初のフィールドにある「>」をクリックして、詳細なコンバージョンレポートにアクセスします。
レポートの各ステップは、フォームを読み込んだユーザーの総数の中で、x%のユーザーが影響を与えずに離脱したことを示しています。
注: 影響とは、ページ上の任意のタイプのイベントおよび行動を指します。
フォーム分析指標
ゾーンレベルの指標にもアクセスして、どのゾーンがフラストレーションを引き起こしたのかを正確に確認できます:
離脱率 | このフィールドに影響を与えたユーザーの%を確認します |
空白率 | フォームを提出する際にフィールドを空白のままにしたユーザーの%を確認します |
再入力率 | フォームの提出に失敗した後にフィールドを再入力したユーザーの%を確認します |
- 自動補完はフォーム分析でサポートされており、クリック率の結果といくつかの不整合を引き起こす可能性があります(自動補完 = フィールドの変更イベント);
- 事前入力されたフィールドは考慮されません(フィールドに変更イベントがない = 影響なし)。
セッションリプレイにジャンプ
フォームのフィールドで選択した指標に一致するセッションリプレイを開くこともできます。開くセッションは、分析のコンテキスト、フォームと対話したユーザーのセグメント、および選択した指標に一致します。
特定のゾーンでショートカットを使用するか、レポート内の「...」ボタンを介してセッションリプレイにアクセスできます。
Session Replayについてはこちらをご覧ください。